無痛分娩 Q&A

Q5. 脊髄くも膜下硬膜外併用鎮痛とはなんですか?

図3をご覧ください。脊髄くも膜下硬膜外併用鎮痛とは、「脊髄くも膜下腔」と「硬膜外腔」の両方に薬を投与し、産痛を抑える方法です。

お産の痛みを伝える神経は背骨の中に集まります(図 1)。脊髄くも膜下腔や硬膜外腔に注入された薬は、その背骨の中の神経をブロックし、産痛を抑えます。

脊髄くも膜下硬膜外併用鎮痛では、硬膜外鎮痛を始めるときにまず脊髄くも膜下腔に薬を投与し、その直後に硬膜外腔に細くて柔らかい管(直径1mmぐらい)を入れます。硬膜外麻酔のみで行う鎮痛法に比べて効果が早く現れ、数分後にはある程度の鎮痛効果が感じられます。

脊髄くも膜下硬膜外併用鎮痛も、広い意味での硬膜外鎮痛法に含まれます。脊髄くも膜下腔や硬膜外腔への薬の注入を実際にどのように行うかについては、Q10「硬膜外鎮痛は、いつ、どのように始めるのですか?」Q11「硬膜外鎮痛の管が入ったあとはどうなるのですか?」をご覧ください。