お知らせ

産科危機的出血による低フィブリノゲン血症に、フィブリノゲン製剤が保険適用となりました

公開日: 2021年09月16日
産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症に対して、フィブリノゲン製剤の使用が保険適用されることとなりました。

販売名:フィブリノゲンHT静注用1g「JB」
一般名:乾燥人フィブリノゲン
 
適正使用を遵守してください。
・地域及び総合周産期母子医療センター、大学病院で使用すること
・原則として、血中フィブリノゲン濃度が150 mg/dLを下回っていることを確認して使用すること(例外的に、持続する危機的出血で患者の生命に危険を及ぼすと判断される場合には、検査結果を待たずに投与することが許容される)

なお、使用例は全数登録制で、日本産科婦人科学会への登録となる予定です(現在準備中)。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会
フィブリノゲン製剤の適正使用に関して

厚生労働省 医薬品の安全対策に関する通知など
新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について
新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた後天性低フィブリノゲン血症における乾燥人フィブリノゲンの使用に当たっての留意事項について